公認会計士ぐっちの投資ブログ

地方出身、首都圏在住、自由な生き方を目指す公認会計士のブログです。株式、不動産などの投資、勉強、旅などをテーマにブログ書いています!

公認会計士になるには③:試験範囲や気になる合格率について。

前回からの継続で、「公認会計士になるには」というタイトルで、公認会計士試験について書いていきたいと思います。公認会計士試験について書くことで、この試験に興味を持ってもらい、少しでも未来の受験生・公認会計士を増やすことにつながればと思って書いております。

今回は、試験の範囲や、気になる試験の合格率について書きたいと思います。

 

✓ 試験の出題範囲は?

出題範囲についてですが、前のブログにも少し書きましたが、概要は公認会計士・監査審査会より、公表されております。

「令和2年公認会計士試験の出題範囲の要旨について」

https://www.fsa.go.jp/cpaaob/kouninkaikeishi-shiken/hani2-a.html

このうち、ハイライトのある項目が重点項目との位置づけです。

 

一言で言うと、途方に暮れる範囲です。。。

 

今見ても、改めてあきれるほど広範囲です。私自身も、当初は本当にこんな量をこなせるのかと言う不安はありました。当時はそれなりに若く、尖がっていましたので、周囲には余裕でこなせると言っていましたが、実際にはかなり不安を抱えていたのは言うまでもありません。実際に、テキストや問題集の数やページ数も最終的には膨大な量に達していました。(予備校を引き上げるときには、何度かに分けて引き上げを行ったことを記憶しています。)最終的には、なんとか勉強を続け、乗り越えることができました。

 

私自身の経験でいうと、一旦は初学者ということもあり、試験範囲についてすべてをカバーしようと意気込んでいました。予備校の授業はすべて受け、テキストも一旦はすべてを読みました。

しかし、勉強を進める過程でこれをすべて覚えるのは無理だろうという結論に至りました。ですので、そこからはある程度、論点を切る作業に切り替えていきました。重要な論点は繰り返し解き、重要でないところはそれなりに何か引き出せる状態にしておくというスタイルで、重要な個所については絶対に負けないようにスタイルを変えていきました。

完璧には絶対にならないので、完璧主義を捨て、重要論点に特化したことで、結果的に短期間での合格をつかみ取れたと思っております。

 

✓ 試験の合格率は?

さて、一般的には難関といわれる国家試験ですので、気になる合格率について書きたいと思います。

こちらについても、公認会計士・監査審査会のウェブサイト上で確認ができます。

それぞれ、「合格発表の概要について」というPDFファイルに具体的な数値の記載があります。ここ数年間は、それほど合格率には変動はありません。

 

ずばり、直近の試験である平成31年、令和元年の試験の合格率は以下の通りです。

短答式試験 ①12.8% (答案提出者ベースでは16.6%)

短答式試験 ② 7.4%(答案提出者ベースでは12.7%)

論文式試験    10.7%(前年は11.7%)

いかがでしょうか。 確かに、合格率は他の試験と比べてもそれなりに厳しいものがあるのは事実です。私も最初はかなり厳しいなと思いましたので、不安になる気持ちはわかります。

 

ただし、この数字について、いろいろな考え方ができると思います。例えば、論文式試験の合格率10.7%は、あくまで願書提出者12,532人に対する割合であり、この中で論文式試験までたどり着いた人数は3,792人しかいませんので、論文式試験の受験者ベースでは、35.3%に合格率は跳ね上がります。なんだか、行ける気がするのは私だけでしょうか。

そうなると、周りにいる2人に勝てばいいと考えれば、少し気は楽になると思います。また、短答式試験についても、正直あまり準備の進んでいない受験生もそれなりに存在しますので、実際の戦いは10%というレベルのものではなく、もう少しハードルは低いものと考えます。実際には、願書を出しても試験会場に来ない人もいますし、記念受験の方がそれなりにいるのも事実です。

また、私が試験を受けた時には、最終的には自分との戦いと位置付けて試験に臨みました。自分が十分な準備をして臨めば確実に受かると、根拠のない自信をもとに試験を突破したというのが実際のところです。

 

いかがでしたでしょうか。資格試験としては、比較的難しい部類に入る試験だと思いますが、これを乗り越える過程で多くの専門知識が得られるのは間違いありません。興味を持っていただけたら、是非チャレンジしてみてもらいたいと思います。きっと無駄にはならないと思います。前回も書きましたが、まずは簿記の学習からスタートして、自分の適性を見極めてみるのも良いかもしれません。それでは、よい一日を!