公認会計士ぐっちの投資ブログ

地方出身、首都圏在住、自由な生き方を目指す公認会計士のブログです。株式、不動産などの投資、勉強、旅などをテーマにブログ書いています!

公認会計士になるには④:合格に必要な得点比率とは?

前回に引き続き、今回も「公認会計士になるには」というタイトルで、公認会計士試験について紹介していきたいと思います。今回は、試験時間や、合格に必要な得点比率などを紹介し、数字で公認会計士試験を分析していきたいと思います。皆さま、それぞれ、どの程度だと思われますでしょうか。

 

✓ 当日の試験はどんな感じ?(試験時間について)

短答式、論文式のいずれもが、相当の体力勝負です。私自身も長時間に亘る試験の疲れからか、後半はかなり精神力勝負であった記憶です。

 

例えば、令和2年の試験ですと、以下の通りとなっております。

〇短答式 1日間(計5時間)

企業法 60分

管理会計 60分

監査論 60分

財務会計論 120分

 

〇論文式 3日間

・初日(計4時間)

監査論 120分

租税法 120分

・2日目(計5時間)

会計学① 120分

会計学② 180分

・3日目(計4時間)

企業法 120分

選択科目(経営学など) 120分

 

私も最初に見たときは面食らいましたが、試験勉強の中で勉強する体力はついてきますので、意外に何とかなりました。今ではたまに受けるTOEICテストの2時間ですら長く感じますが、訓練すれば何とかなるものです。

また、論文式は文字通り記述式ですので、非常に手が疲れました。握力も試される試験ということです。

 

✓ 試験合格者の正答率は?

 先の項目で少しテンションが下がったかもしれません。ごめんなさい。

 

それでは、合格するにはどれぐらいの正答率が求められるのでしょうか。

最新の試験受験案内には以下の記載があります。

 

短答式「総得点の70%を基準として、審査会が相当と認めた得点比率とします。」(別途足切り条件あり。)

論文式「52%の得点比率を基準として、審査会が相当と認めた得点比率とします。」(別途足切り条件あり。)

 

また、合格発表で、得点比率の実績についても公表されています。

こちらは、結果のそろっている平成31年・令和元年の試験結果で見ていきましょう。

 

短答式 第1回、第2回 63%以上

論文式 52%以上

公認会計士・監査審査会のウェブサイトより転載。) 

 

どのような感想を持たれたでしょうか。私が初めて見たときの感想は、短答さえクリアできればこれはいけるなという感じでした。実際に、疲労感は論文式試験の方が強かったですが、緊張感や心配は短答式試験の方が強かったと記憶しています。

論文に限って言えば、おおよそ半分できれば受かるのです。この事実は私を強く後押ししてくれました。強い気持ちで試験に臨めたのも、試験について十分に分析し、このような事実を十分に把握していたからです。

 

以上、全体を通して、なかなかハードだと感じたかもしれませんが、裏を返せばこの試験を乗り越えることで、監査や会計、税務に関する幅広い知識を習得できることは間違いありません。また、合格後には、それらの知識を実践できる場も用意されています。

是非、参考にしていただければと思います。