公認会計士ぐっちの投資ブログ

地方出身、首都圏在住、自由な生き方を目指す公認会計士のブログです。株式、不動産などの投資、勉強、旅などをテーマにブログ書いています!

公認会計士になるには⑤:公認会計士資格を得るまで。

今回は、公認会計士試験突破後について、書いてみたいと思います。苦節を経て公認会計士試験をパスしたわけですが、公認会計士試験をパスすれば、すぐに公認会計士として資格が得られるのでしょうか。

 

✔︎ 公認会計士試験に合格した後は、公認会計士にすぐなれるの?

 

結論を言うと、残念ながらそうではありません。

 

誤解をしている方もいるかもしれませんが、そうではなく、あくまで公認会計士試験を突破しても、すぐに公認会計士になれるわけではありません。公認会計士試験突破後は、公認会計士試験合格者という立場になるだけです。ある意味、監査法人に入所するための資格が得られるという状況です。

 

公認会計士の資格を得るためには、公認会計士試験を合格後、①2年以上の実務経験が必要となるとともに、②3年間の「実務補修所」での実務補修を経て(単位取得必要)、③修了考査(試験)をパスする必要があります。

修了考査をパスすると晴れて公認会計士の資格を得ることができます

 

以下の日本公認会計士協会のウェブサイトに分かりやすく書いてありますので、こちらも参照されることをおススメします。

https://jicpa.or.jp/cpainfo/applicant/examination/

 

「また試験か」

 

試験が好きな奴らだなと思ったかもしれませんが、会計士業界では資格取得後も継続学習の仕組みがあり、公認会計士の資格の維持のために毎年40 単位の取得が必要ですし、与えられた学習に限らず、日々、企業・企業担当者と対峙していくために、継続的な学習が必要となります。

 

近年は、世の中の変化が著しく、会計士に限らず、どの職業においても生涯学習の重要性が語られています。ある意味、会計士になる過程で継続的な学習する習慣を身につけることができるのですから、一石二鳥ということができるかもしれません。

 

もっともこの段になると、これまで受験に特化していた方々も、多くは日中は仕事をしながら、給与を得て働いているわけですから、お金を稼ぎながら学習するという意味で、公認会計士試験の受験自体とは心持ちが全然違うと思います。

 

✓ 実務補修所とは?

それでは、実務補修所では何をするのでしょうか。

実務補修所では、主に以下の3つを行います。

 

①講義の受講による単位の取得

②考査(講義の内容に基づいた試験)

③課題研究(レポートの提出)

 

上記①~③のように、それなりの義務を果たさないと、次の修了考査のステップに進めないということです。これらの①~③を、業務の傍らクリアしていくわけですから、それなりに大変です。

ただし、辛いことばかりではなく、実務補修所を通じて、他法人の同期とのつながりが生まれることもあります。いまだに私も補修所の同期と繋がっていますし、無駄ではなかったと思います。

実務補修所には3年間通い、上記の①~③をクリアしたのちに、修了考査を受験し、公認会計士資格を得ることになります。これまで、公認会計士試験を受ける過程では、各分野の基礎的な学習を行ってきました。どちらかというと、実務に直結するものでなく、理論的な内容をひたすら詰め込み、試験でアウトプットするという状況でした。

実務補修所では、より実務に近い内容を学ぶこととなり、実務と学習が連動してくるので、実務に近い学習ができ、学習した内容を実務に活かせるという意味での楽しみもあります。

 

今日は、公認会計士試験突破後のお話を書かせていただきました。公認会計士試験突破後も、学習が続くことは理解していただけたでしょうが、次回は公認会計士資格を得るための、修了考査などについて書きたいと思います。それでは、良い休日を。