公認会計士ぐっちの投資ブログ

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公認会計士になるには⑥:最終関門 修了考査①

前回のブログで、公認会計士試験に合格しただけでは、公認会計士の資格は得られない旨書かせていただきました。

公認会計士の資格を得るためには、公認会計士試験の合格後に、①2年の実務経験、②実務補修所での単位等の取得、③修了考査のパスの3つが必要ということです。

それでは、最終関門である修了考査とはどのような試験なのでしょうか。本日は、最終関門の修了考査の概要について解説させていただきます。

 

✓ 修了考査とはどんな試験?

修了考査は、近年は年末12月に、年1回だけ実施されます。

2日間にわたって実施され、5科目が問われることになります。

基本的には、論述式で、各1時間~3時間の試験となります。試験のハードさでいえば、公認会計士試験と比べれば日数は短いものの、3時間の試験が3つもあり、やはりそれなりにハードです。

 

科目と試験時間は以下の通りです。

①会計に関する理論及び実務 3時間

②監査に関する理論及び実務 3時間

③税に関する理論及び実務 3時間

④経営に関する理論及び実務 2時間(コンピューターに関する理論を含む。)

公認会計士の業務に関する法規及び職業倫理 1時間

 

 

相変わらず試験好きの人たちですね。。。

 

この試験の特徴としては、受験案内にも明記されていますが、実務補修や実務での成果を試すため、より実務に即した応用力が問われる点です。

 

✓ 試験範囲は?

試験の範囲についてですが、こちらは正直、引くくらい広いです。

 

私自身、絶対に落ちたくなかったので、夏ごろから対策を始めましたが、最終的にはすべての論点を受験前に習得するのはあきらめました。特に税金関係については、範囲が膨大です。公認会計士が普段あまり触れない所得税相続税も範囲に含まれるため、これらの学習は合格後に譲りました。

この試験は大半の受験生が働きながら時間を捻出して受験しているので、多くの受験生はまともに受験勉強に時間が割けていないことが推察されます。そのため、すべての論点をカバーしなくても十分合格は可能と思われます。

 

詳しい出題範囲については、日本公認会計士協会の修了考査運営委員会が毎年公表している「修了考査受験案内」に譲りますが、出題範囲を読むと、その科目の全部と記載されているようにも見え、非常に広いです。

出題範囲の多くは、第2段階の論文式試験の出題範囲と重複しますが、論文式試験の時点では対策しきれていなかった論点もあり、また前回の試験から相当期間、間隔があいているため、改めての勉強が必要になるものも多いと思います、

 

働きながら受験するという意味で、公認会計士試験とは別の力も試されているようにも見えますが、果たして合格率はどの程度なのでしょうか。どのように対策していくべきなのでしょうか。次回はそのあたりについて書いていきたいと思います。

それでは、よい休日を。