公認会計士ぐっちの投資ブログ

地方出身、首都圏在住、自由な生き方を目指す公認会計士のブログです。株式、不動産などの投資、勉強、旅などをテーマにブログ書いています!

公認会計士になるには⑧:試験突破後のお話 資格の登録や資格の価値について

こんばんは、公認会計士のぐっち(@CPAgucci)です。

前回まで、公認会計士資格保有の最終関門である公認会計士の修了考査について2回にわたって書かせていただきました。

我々が公認会計士の資格を得るまでの道のりについて何度かに亘って書いてきたわけですが、それなりの学習を乗り越えて資格を得ていることが分かっていただけたかなと思います。今回は、公認会計士試験受験生や資格について興味のある方向けに発信をしたいと思っていますが、今回は試験突破後の資格の登録や、資格の維持、資格の価値などについて書きたい思います。

 

✓ 修了考査を突破。いよいよ、公認会計士登録へ。

修了考査を突破すると、晴れて公認会計士として登録することができます。登録を終えると、公認会計士を名乗ることができます。名刺にも公認会計士と書くことができます。逆に言うと、それまでは仮に監査法人に努めて監査業務をしていたとしても、公認会計士を名乗ることはできません

 

登録時には登録免許税や公認会計士協会への入会金などの諸費用が発生しますが、監査法人に所属している場合には、会社が一部は負担してくれます。一方、事業会社など監査法人以外の組織に所属している場合には、会社が負担してくれるかどうかは所属する会社によりけりかと思います。

登録時にはたくさんの書類を収集する必要があり、それなりに煩雑ですが、早く公認会計士を名乗るためには、速やかに登録手続きを終えなければなりません。

また、入会時のワンショットの諸費用以外にも、毎月、公認会計士協会の会費も発生するため、資格の維持にはそれなりにお金がかかります。なお、監査法人に所属している場合は、こちらも会社が負担してくれます。

 

✓資格の維持について、継続的学習

公認会計士の資格を維持していくためには、他の資格と同様に、継続的な学習が求められています。すなわち、毎年40単位以上は単位を取得して、資格を維持していく必要があります。単位の取得には、研修に出席したり、E-learningを受講したりする必要があります。40単位はおよそ40時間に相当しますので、仕事をしながらですとそれなりに大変なものです。残念ながら、資格を取得したら勉強は終わりではありません。

また、公認会計士の資格は取得するまでもそれなりに大変ですが、資格の取得はあくまで監査及び会計の専門家として働くうえでのスタートラインにすぎず、上記の義務としての継続学習以外にも自己研鑽を重ねていくことが求められます。毎年会計基準や監査の要求事項は社会の変化の影響などにより目まぐるしく変貌していくため、絶えず自らをアップデートしていくことが必要となります。

 

✓資格を保有する意味合い、資格の価値

公認会計士という資格を保有することによって確かに、周りの目は変わります。資格保有者はやはり資格を保有しているという事実だけで、一定の周りの信頼・信用が得られるものと思います。

一方で、他の数多の資格についても同じことが言えますが、資格を取ったからと言って、いい仕事ができるとは限りませんし、仕事の成果には直結しません。当たり前のことではありますが。

繰り返しにはなりますが、資格取得はあくまで良い仕事をするためのスタートラインであって、資格取得後の期間において絶えず自己研鑽をしていくことが求められます。

 

私自身も、もちろん資格を保有してからより公認会計士としての使命感や自覚が改めて芽生えたものの、資格保有以前と保有以後で何かが変わったかというと、実質何も変わりません。やはり、資格取得はあくまでスタートラインであり、その後の自己学習や、仕事を通じてどのような経験を積んでいくか次第で、資格の価値は如何様にも変わっていくものであると日々感じる次第です。生涯、努力が必要ですね。

 

なんだか今日はすごい硬めの話を書いてしまいましたが、次回以降はもう少し馴染みのあるテーマを書いていきたいとお思います。私事ではありますが、本稿で節目の40記事目となりました。今後も少しでも皆様の役に立つ記事が書ければと考えております。仕事はそれなりに忙しいですが、時間を見つけて書き続けたいと思います。

本日は、読んでいただきありがとうございました。

 

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(電卓。多くの会計士が使っている電卓はもっと高機能です。)