公認会計士ぐっちの投資ブログ

地方出身、首都圏在住、自由な生き方を目指す公認会計士のブログです。株式、不動産などの投資、勉強、旅などをテーマにブログ書いています!

公認会計士のお仕事:監査とは?なぜ必要か?


こんばんは、公認会計士のぐっち(@CPAgucci)です。

前回までは、公認会計士試験関連の話題について継続的に書いてきました。今日は皆様にあまりなじみのない可能性の高い、われわれ公認会計士が行う「監査」という仕事について、良く知らない方向けに書いてみたいと思います。財務諸表の監査は、我々公認会計士の独占業務であるわけですが、果たしてどんな仕事なのでしょうか。

 

 

✓ 監査とは‥

今、僕ら監査法人に勤める会計士が主にやってる仕事は、上場企業を中心とした会社の財務諸表の「監査」業務です。

 

財務諸表の「監査」というのは、簡単に言うと会社の財務諸表が正しいか、嘘ついてないか、間違ってないかいうところを、クライアントである企業の経営者や経理の責任者に話を聞いたりとか、実際に取引の記録されている根拠証憑や、現金や商品などの現物を確認したりして検証し、財務諸表が適切に表示されていることを保証する仕事です。

 

f:id:tkcllctokyo:20200323223413p:plain

 

✓ 監査がなぜ必要か。

「財務諸表」というのは企業の成績表や持っている資産や負債の明細みたいなもので、例えば儲かっている会社はたくさんの「売上」だったりとか、「利益」を得ています。その結果として、たくさんのお金を持っています。そうした会社は事業を始める時には広く資金を募ったり、銀行からお金を借りたりしています。

お金を借りたら商品を作って宣伝して、実際に商品の注文が入ったら物を出荷してお客さんに届けます。お客さんからお金が入って、今度はそのお金の一部を商品を仕入れた取引先に支払います。仕事にはと言うか、会社を始めると、いずれ一人では人手が足りなくなって人を雇います。生きていくためにはお金が必要なので、雇った人たちに給料を払います。彼らの福利厚生のために、社会保険に入ったり、労働保険に入ったりします。たまには社員旅行ということで、社員をお旅行に連れて行ったりもします。

 

ざっとあげただけでも、会社ってこんなにたくさんのことを日々しています。こうしたことを企業は取引が起こるごとに記録をするわけですけれど、その記録の集積が「財務諸表」になります。繰り返しになりますが、「財務諸表」というのは企業の成績表だったりとか、今の資産や負債の明細だったりということにこれらの取引の結果としてなります。

 

今度は、投資や融資の話をします。上場企業にお金を援助したり投資したりする人達ってなぜ援助したり投資したりするかって言うとそれって必ずしも人がいいからじゃなくて、やっぱり彼らも銀行をはじめとして、お金を儲けたいと思っているわけです。そうした時に多くの場合は第三者が知らない会社に投資を行ったり、お金を貸したりするわけですから、将来その会社が儲かって、投資したり貸したお金よりもたくさんのお金を返してくれるかどうかというのが投資を行っていく上で重要なポイントになります。

そして、その儲かるかどうかということを判断していくための一つのツールとして「財務諸表」があります。そして財務諸表を作る側の企業はその財務諸表をよく見せたいというインセンティブが働きます。だって、見栄を張ってたくさんお金を借りたり出資してもらえたりするのは嬉しいですからね。逆にお金がなくなれば、企業は倒産に追いやられるわけですから、企業は不正を働いてでも自分たちの成績を良く見せようというインセンティブがあるわけです。

 

✓ まとめ

前置きが長くなりましたが、こういう環境の中で投資家だったりとか銀行ってのいうは財務諸表がちゃんと作られていると言う安心を必要とします。この必要性から監査が世の中で必要とされるのです。僕たち会計士はこうした企業が安心してお金を投資したりとか借りたりできるように「財務諸表の信頼性」を担保する役割を担っています。

 

少しイメージがしづらかったかもしれませんが、今日はこんなところで失礼します。